かつて、ディズニーランドにて、ゲストの人達10数名程で、
カヌーを漕ぐというアトラクションを体験しました。
最初の方は真面目に漕いでいましたが、その内に疲れてきて、
オールを水に浸ける際に方向を変えて水の抵抗を少なくして、
負担を減らすという技をあみだしました。
見た目上は漕いでいるように見えますが、全然漕げていません。
私がサボった分、他の人達の負担が増えたかもしれませんが、微々たるものです。
同じような考えの人が5人も6人もいたら、大変な負担となっていたでしょう。
筋肉の動作にも同じことが言えます。
例えば股関節を曲げるという動作ではいくつかの筋肉が協力して動きますけど、
先程のカヌーの私のように、動いているフリをしているサボった筋肉が存在します。
そういうサボったままにしておくと、
その分頑張っている筋肉が、ガチガチになるのは明白です。
筋肉が「サボるんじゃね~よ」と訴えることは出来ません。
御自身がきちんと働くように指示しなくてはいけないわけです。